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今も戦前の敷設計画がすべて実現できていたら・・・

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 今の日南線は志布志まで。この先も、国分までの大隅線、都城につながる志布志線もJR九州に継承する数週間前に廃線。路線図は国鉄時代の時刻表にも載っているが、ネットでは残っているところはないかと検索してみたら見つかりました!!

 リンク先は こちら


 手元にある国鉄時刻表(1977年刊)の巻頭路線図と見比べてみました。100%正確に記載されています。


 戦前、山口県の鉄道をこう敷設することを計画していたそうです。

 非現実的なことなんだけど、山陰新幹線。新長門(今の板持駅)を出ると、次は滝部。みどりの窓口もあるなんて、信じられない!!昔は駅前でも栄えていたけど、今は人口が減り続け、駅前もシャッター通り。旧豊北町の中心地とはいえ、すっかり寂れてしまいました。新幹線駅なんてとんでもない。

 中国山地も鉄道網。
 可部線も廣島から浜田まで結ぶ計画があり、三段峡まで延伸したが・・・可部から三段峡までの非電化区間は2003(平成15)年11月30日をもって廃線。三次から江津の三江線も来年の2018年3月末をもって全線が廃止される予定となっているのに、戦前は銀山線とか三江線から枝分かれするような敷設計画もあったそうだな・・・。
 いったん、廃線してしまったものを一部復活します。可部からあき亀山まで電化延伸開業。今年(2017)年の3月4日からです。可部を出て800mで「河戸帆待川(こうどほまちがわ)」駅、そのとなりも800m先の「あき亀山」駅。全長1.6キロの延伸開業。安佐北区内なので、【広】広島市内の駅になります。

 北海道もすごいことになっています!!rigstさんが『日本鉄道旅行地図帳』新潮社で調べながら、時刻表の巻頭ページ風に仕上げた未成線地図。戦前に計画された敷設計画をすべて現実できていれば、日本のどこに行っても鉄路でつながっているということになります・・・。

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