
今度は鍋物が運ばれてきました。海鮮豆乳しゃぶしゃぶ ほうれん草 しめじ 落花生と金胡麻だれ 特製ポン酢。


煮物 貝いろいろ 柚子胡椒煮
お鍋に時間がかかる間、次の貝の煮物をお楽しみください。とのこと。鍋が出来上がるまで、貝いろいろを堪能。
ここは千葉なのに、琉球ガラスの器。見た目も美しいし、とっても凝っている。
父はサザエだけ、食べてあとは残そうとしていたので、詰問。
「貝が大きくって、身が硬すぎるなんだよ。これくらいのサイズではないと」
「小さな貝はアサリなんですよ、これは、ハマグリだってば!!アサリよりも高級な貝っ!!」
「サザエにとげがついていれば、オス。とげがついていなければメス。」と父。
「荒波のサザエは固定できるようにおのずととげが出て、波が出てこない静かなところは丸い。ボリュームたっぷりの海鮮宿「まさえもん」のご主人に父の言っていることを鼻高になって通訳(※)して伝えたら、「あ、あの~・・・おとうさん。とげが出ているのは波が出ているところで振り回されないようにしているんです。波が穏やかなところだと丸くなりますって言っていたんだよ。とげが出ていればオス、丸みがおびていればメスってことは違いますよ、わかりましたか!?」
((※)山口県の何もない小さな漁村で、アワビやサザエの素潜り名人だったということも通訳)
「まさえもん」は千倉町の磯辺にある民宿。夕食は超超ボリューム満点の和洋折半の様々なお料理が運ばれてきて腹八分ではなく、パンパン膨れるほど「腹十分」。朝ごはんも魚料理を中心に何品もある。鮮魚が大好きな方にとっては嬉しい宿。今も夕食★★★★★(5点満点)をキープ。

やっと出来上がりました!!まず、野菜を煮込んで、あとから魚介類をしゃぶしゃぶ感覚でいただきました。

酢の物。もずく酢 とろろ 菊花 茗荷

真鯛の炊き込み からすみ 三つ葉 漬物

熱いお茶漬け用の出汁をかけて、お茶漬け風にいただくこともできます。
お椀は、千葉の浜汁。湯葉 あおさ のげのり。