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播州赤穂駅(乗り換えタイム 1時間)

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 播州赤穂駅11時31分着。姫路発香住行きの特急「はまかぜ3号」は姫路13時25分発。播州赤穂駅は播州の素麺や赤穂の塩で知られているメジャーなところ。ところが・・・特急の終点、山陰本線・香住(かすみ)という所は赤穂と同じく兵庫県にありますが、日本海側に面した美方郡香美町。「カスミ駅」といきなり言われても、地元でなければ、あまり知らないかと思います。カニが名産地になっています。
 山陰本線の宍道駅からスタートし、木次線と福塩線で中国山地を超えて瀬戸内海側へ。今回もまた日本海の山陰本線に逆戻りっ!!
 岡山県内の赤穂線は岡山支社、兵庫県内は近畿統括本部(旧神戸支社)の管轄、寒河(そうご)駅が両社の境界駅。便宜上、播州赤穂駅で運行系統が分かれています。
 岡山方面はボロ國鐡車両(115系)、姫路方面は本社に近いから、まあまあ新しいほうの223系。「まあまあ」と格付けした理由は225系が最新型。223系は旧バージョン。221系は平成元年、JR西日本初の新型が京阪神圏の新快速として活躍。今は京都口の山陰本線に追いやられています。ずっと昔の青春18きっぷで東京から山口へ帰る途中、米原から姫路間の新快速に何度も221系にお世話になりました。今は3代目の225系に引き継がれています。最も新しいのは広島の227系。山口県の山陽本線に来るのはいつになるのやら?(山口県内の山陽本線は古い國鐵115系または117系)

 乗り換え時間はおよそ1時間。行動派の友人は赤穂城跡まで行くとのこと。あそこに行くのに片道2キロじゃん!?往復4キロか・・・。うちなーんちゅ(沖縄人)みたいにどんなに近くてもクルマなので、往復4キロ徒歩となるとナンギー。(沖縄の方言で「気が重たくて面倒くさいという意味」)。
 「じゃあ、私はここで待ってるから・・・・」

 ここでJR西日本のe5489で予約しておいた特急券調達!!熱転写タイプの旧型MV30型。切符にインクリボンで印字されるので、永年保存が効くタイプ。MV50型は感熱タイプ。集めておいても、感熱の薬剤が劣化し、色あせてしまったり、印字された文字が消えてしまう懸念もある。感熱タイプのマルス端末やMV50は避けるようにしていますが、JR東日本で熱転写MV30型を見つけるのは希少になってしまいました。

 近距離切符の自動券売機。オレンジカードは非対応。國鐵が1985(昭和60)年に「オレンジカードは無期限で全国のオレンジカード対応券売機でご利用になれます」という公約はどこに行ったんでしょうか。JRの前身、「JNR」のロゴマークがついている国鉄のオレンジカード多量在庫有り。今はIC系交通カードを優先に使うため、オレンジカードの出番はない。国鉄のマークが入っているカードでももちろん切符は買えますが、実質的に国鉄の収入なので、JRの収益はゼロ。

 みどりの窓口も営業時間短縮のお知らせ。5時半から23時までだけど、現在は6時半から20時まで。朝からぶっ通しではなく、交替制になっていると思いますが、営業時間が長くなるほど人件費もかかるので、20時までが妥当。

 赤穂線でイコカが使えるのは播州赤穂から近畿圏と、長船(おさふね)から岡山圏。同じ赤穂線であっても、両エリアをまたがってのご利用はできません。

 台風の接近に伴い、計画予定通りにならないかもと切符の購入は差し控えていましたが、当日になって、計画通りに行けそうなので、播州赤穂駅のみどりの窓口で未購入分を追加。かなり変な区間だというのに、駅員さんは慣れた手つきでまマルス端末をたたき、あっという間に数枚も発券!!まとめて一括でプリンタから吐き出すとぶ厚い切符が・・・。私のリクエスト通りになっているかどうか、1枚ずつ丁寧に説明。・・・・「以上で全部になります」「ありがとうございます!!」
 2階のコンコースにベンチがあったので、ここでまったりしながらスマホでこれから行く所の天気予報や雨雲予想をいじりながら一喜一憂。前から行きたがっていた、あの秘境駅に雨が降ったら大変。どうにか晴れて欲しい。

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