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500系デビュー時は超速かった

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<<2017年3月31日まで あと137日(キロ)>>


 1997(平成9)年3月のダイヤ改正でチューブ型の「のぞみ」500系初デビュー。500系は、JR西日本が開発したもので、東海道新幹線に乗り入れていた。しかし~。速度300キロ出せるように車内の天井を低くしたことや、当時300系(東海と西日本共有開発)の座席数が異なることにより、JR東海は西日本から乗り入れてくる500系を嫌っていた。新大阪からは運転士、車掌もJR東海が500系を乗務。
 500系デビューして10年目の2008(平成20)年、JR東海における500系は撤退し、現在は300キロ出せるのに、西日本管内で「こだま」や「ひかり」で華やかな舞台ではなく、各駅停車用として追いやられてしまいました。私も500系は未来的な感覚がする新幹線だと思えるのに、もったいない。
 1998(平成10)年当時の、500系で運行する「13号」で帰省。東京から小倉までわずか4時間半っ!!途中の停車駅は、名古屋・京都・新大阪・岡山・広島・小倉。
 2016(平成28)年3月に開通した北海道新幹線も新函館から東京まで最速4時間2分。
 新函館北斗から東京まで 862.5キロ
 小倉から東京まで   1107.7キロ 
 北海道新幹線の青函トンネル部分が在来線貨物列車と共同しているため、速度を落としているのがネック。
 1107.7キロで4時間半とはデビュー当時の500系は圧倒的に速い。
 今の「のぞみ」は、途中の停車駅は若干増えた(例えば、列車によっては新山口、新神戸は停まる。新横浜は「のぞみ」全列車停車)ため、10~20分遅くなっています。

 ホテルから徒歩3分で福山駅っ!!

 これから乗る新幹線は、昔懐かしの500系エヴァンゲリオン塗色の「こだま730号」。
 「エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明氏の監修と、メカニックデザイナーである山下いくと氏の車両デザインによる車両なので、かなりレアな新幹線。

 山陽新幹線なのに、ネットでJR九州予約。1枚目の東京から小倉の新幹線特急券も昔、東京でサラリーマン時代、JR北海道東京プラザで購入。他社で買うひねくれた性格は昔から・・・。

 今日は台風の影響なのか、あいにくの雨。新幹線ホームからお城が見えます。

 福山城全景。

 こうしているうちに、向こう側のホームに新幹線がやってきました!!九州新幹線に直通する「さくら号」。

 JRマークが赤色になっているので、車両はJR九州所有。電気方式が60Hzなので、物理的には東京まで行けるはずですが・・・残念ながらJR九州のN700系運用範囲は鹿児島中央から新大阪まで。さくら号の座席は2列&2列なので、座席の幅はとても広くて快適。JR東海とJR西日本共同のN700系は2列&3列。少し窮屈だけど、1度にたくさんのビジネス客を運べる。JR東海は九州から乗り入れるN700系は座席数が違うからと嫌っているため、JR九州が東京に行くのは無理。もし、実現できれば、東京でJR九州のN700系から、(西日本と東海を飛ばして)北海道のH5系への乗り継ぎも可能になる。

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