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木次線唯一の直営駅、木次駅

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 木次(きすき)線は宍道から備後落合まで81.9キロ。
 始発の宍道駅は山陰本線、終点の備後落合駅は芸備線の駅を除き、全部で16駅。切符が買えるところはなんと10駅もありますっ!!POSとは、オンライン回線は結ばれていないが、パソコンのような端末でJR全線のどの区間からでも購入可能。木次駅は、木次線唯一の直営駅で全国の指定席券を瞬時に発券できるマルス端末も設置されています。

 加茂中駅(POS)
 出雲大東駅(POS)
 木次駅(直営 みどりの窓口あり)
 日登駅(常備券)
 下久野駅(商店で常備券)
 出雲矢代駅(常備券)
 出雲三成駅(POS)
 亀嵩駅(そば屋が常備券)
 出雲横田駅(POS)
 八川駅(常備券)

 経由欄を見ていると、「木次」ではなく、わざわざ「木次線」と印字されているのは、線名に同一駅がある場合は、○○線と表示するきまりがあるようです。他に、山口県の美祢線も美祢駅があるので、マルスの経由欄は「美祢線」、宇部線も宇部駅があるので「宇部線」、「小野田線」、「山口線」、他にも、可部線、津山線、宇野線、呉線、加古川線、福知山線、九州の鹿児島線、香椎線、笹栗線、佐世保線、長崎線、三角線・・・。

 ずっと昔、子どものころ。「小倉 → 長門二見 経由:鹿児島線・山陽・山陰」の印字を見て、鹿児島線は「線」が付いていて、山陽や山陰は「線」が省略される理由を調べたら、線名の中に同じ駅名がある場合は経由する駅と混同しないように「○○線」が付く原理。平成3年なので、今年でもう四半世紀前っ!!今と違って熱転写プリンターなので、永年保存ができそうなものなんです。今の感熱タイプは印字が消える恐れあり。

 木次線の中で1番大きな駅、みどりの窓口があって、木次鉄道部の乗務員区所もあります。ちなみに実家の長門鉄道部は長門市駅。JR西日本に鉄道部がついているのは何もない超閑古路線の活性化や効率化を狙って各路線や地域ごとに設定した、1つの組織。JR西日本は巨大な組織だけど、地域ごとに活性化させるために何々鉄道部とか小さな単位で組織を立ち上げ、運営は各地域ことに委ねておいたほうがやりやすいからでしょうか。

 木次駅は、直営なので、正社員の駅員さんが駐在。委託駅はメンテックなどの企業に業務委託。簡易委託駅は、駅前の商店などが受託を受け、駅のメンテナンスや出札。または地元の自治体が駅の中の駐在して出札など。ちなみに実家の滝部駅は下関市役所豊北支所の職員が駅員さんになっています。そもそも、滝部駅も無人化にする予定でしたが、地元の方が不良のたまり場とか荒れる心配もあって、無人駅化は反対。駅員さんを配備して欲しいという声もあったため、役所の方がJRから受託を受け、駅員として引き受けたようです。(月曜日のみ終日無人駅)

 宍道行きとすれ違い。

 木次線は全部で18駅!!と宣伝する看板。

 友人からいただいた、木次駅の旧駅名票。今は、下の青いラインが山吹色のラインに変更っ!(2009年撮影のもの)

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