
和倉温泉駅からクルマで数分後、今夜の宿、多田屋到着~!!
オンライン予約のため、特に私は聞こえないということは伝えていません。チェックインのときに私から筆談なので、フロント担当者も真っ先に気付いたのか、メモ用紙を用意し、筆談。多田屋はコミュニケーションリテラシーの高いところでした。突然、ろう者が訪ねられて、コミュニケーションができないっ!パニックになるところはリテラシーが低いところ。
青ヶ島村は日本一ミニ自治体だというのに「聞こえない人=筆談または手話を知らなくてもそれに近い身振りを要す」と認識しているのか、リテラシーは高いほうです。だから、何度も訪ねたくなってしまう島。

担当してくれた仲居さんも、メモ用紙と書くものを用意してお部屋にあがってくださいました。
希望する夕食時間や朝食時間の確認や、非常口の場所や、お食事処、温泉のところなどなどの説明。
「ほかにお尋ねしたいことはございませんか?」
「今日の日没時刻は?」
「18時40分ですが・・・今日はあいにく雲が出ておりまして、夕陽は難しいです」
よく晴れた日なら、真っ赤に染まるはずなんですが・・・今日はご覧とおり。眼下に広がる、石川県の七尾湾。