下関市内の長門粟野駅を出ると、長門市に入ります。平成の初め頃にさかのぼれば、下関市、豊浦郡豊浦町、豊北町、大津郡油谷町、日置(へき)町、長門市の順となっていました。今の時代、1つの「市」が広域になっています。
ここは対岸の向津具半島に挟まれた入り江なので、波も穏やかです。
さっきまでの風景が嘘みたいに凪いでいます。
無人駅の伊上駅通過。1971(昭和46)年までは有人駅の木造駅舎だったらしいですが、現在は簡素な駅舎です。
下関を出た直後では、指定席が全部埋まるほどだったのに、このあたりまで来れば、空席が目立つようになります。指定席券はどこでも530円なので、めいっぱいの終点東萩までの指定席券を購入される方が多いみたいんですけど、途中からでも座席を必要とする方がいます。例えば、途中で座席を移動するときは指定席券が2枚になってしまいますが、両方同時にお求めになるときは通しの530円で済ませます。実際に乗られる区間の指定席券を購入されますようお願いします。
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ここから長門市内
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