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ここから道内で1番小さな村、音威子府(おといねっぷ)村

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 ここから音威子府村に入ります。村内に4つの駅(筬島、音威子府、咲来(さっくる)、天塩川温泉)があります。ここでも音威子府駅を除く3駅を廃止にすると候補が上がりましたが、村の負担によりすべての駅を存続させると決断。昨年(令和3)年4月より駅としての管理は村に移行しました。

 1つの駅にかける年間の持続料は90~100万円。村内に3つも抱えていると270~300万円も村の税金で賄うことになり、全国から「ふるさと納税」などで税収がなければ厳しい状況。ご自身のお住まいではなく、音威子府村に納税すると、返礼品は旧天北線の線路にあった石だそうです。鉄道に特化した返礼品とはいえ、石をもらっても嬉しくないかな。名産の音威子府そばなら喜ばれるはず・・・。

 筬島駅出発。次は音威子府駅。

 道内で1番小さな村なので、沿線では美しい風景ばかり続きます。

 1989(平成元)年4月30日までは音威子府から最北端の駅まで結ぶもう1つの路線がありました。天北線という名称。

 国鉄からJR北海道に引き継ぎしてからわずか2年後廃線。民営化以降前の国鉄時代末期にも多くの路線が廃止されたにも関わらず、民営化しばらく経ったたあともいくつかの路線が削られたこともありました。

 今のJR北海道路線図を見ていると、最近になって江差線、日高本線(鵡川ー様似)、留萌本線(留萌ー増毛)、新夕張支線(新夕張ー夕張)、廃線になったところも多く、スカスカな状態になっています。まもなく音威子府駅。


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