次はゴーストタウンの秘境駅として名高い、雄信内駅。駅としての存続させるのに必要な費用を幌延町が負担していなければ、もうとっくに廃駅になっていたはずです。
雄信内駅の開業は1925(大正14)年。あの頃に遡っていれば、駅前に民家がたくさんあって賑わっていたのであろう。
引き込み線はたぶん、貨物列車が入線していたかも知れません。
存続が決定されているのに、新しい駅名標の交換はありませんでした。両隣はシールで覆われていますが、「ぬかなん」の下は「上雄信内」。「みなみほろのべ」の下は「安牛」。
まもなく築100年になります。リフォームせず、100年近くオリジナルのままになっているところがすごいです。
駅の周りは住民が去り、崩れかけている廃屋だらけです。
100年もオリジナルの木造サッシが残っています。北海道の冬は本州に比べると厳寒地なので、厚いガラスの二重サッシになっているところが多いんですけど、ここは薄っぺらのガラス。外の気温がマイナス10度だとしても、駅の中もたぶん、外気と変わらないかも。
・雄信内駅前のルポ(2018(平成30)年5月来訪時)
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ゴーストタウンになっても雄信内駅は現役
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