抜海駅を出ると雨が次第に強くなり、予報のとおり土砂降りに・・・。稚内駅前のガソリンスタンドはセルフではないので、お兄さんに給油を依頼。「お代金は、552円です」心の中で(えっ!?552円でいいの?今日はあちこち移動しまくったんですけど?何かの間違い?)と思いましたが、ここは信号もなく、なーにもない道路なので、燃料の消費もかなり少ないってことです。1リッター182円なので、単純に計算しただけでも、わずか3リットル。
2015(平成27)年の話になりますが、旭川駅前でレンタカーを借りて、当時まだ現役だった石北本線の秘境駅巡りをして北見駅で返却。距離はおよそ180キロ、ガソリンはわずか8リットルで料金もかなり安かったので、それって大丈夫ですかね?って思った記憶が蘇りました。
予定とおり稚内駅前店に到着。利用明細を確認すると、今日の移動距離は120キロ。これもビックリ!!自分の感覚では、5,60キロかなと思っていたんですけど、そんなに走ったとは・・・。
レンタカー屋さんのお兄さんに「ありがとうございました」と言われたときに、「あの・・・」「なんでしょうか」「今夜の宿はホテル美雪なんだけど、歩いてどのくらいの距離?」と聞きました。(もし、遠かったら、雨の中を歩くのが大変・・・今返したばかりのレンタカーでホテルまで送って欲しいと頼むつもり)。「ホテル美雪さんですか。ここを出て、あそこなんです」と指差したところは、目の前にありました。なんだ、近すぎたのか!?
建物の外覧はちょっと古めでしたが、室内は新しくリフォームされています。
浴室と・・・
お手洗いが別室になっているところが嬉しい。今夜の夕食は稚内名物の「たこしゃぶ」が食べられる郷土料理の車屋・源氏さんと決めていました。ジローさん、ふてにゃんを連れたときは2008(平成20)年なので、実に13年ぶり。
外は大雨になり、傘を差しながら、目星をつけた店舗へ。サンプルのショーケースではたこしゃぶ定食3500円。せっかく北限の地に来ているので、ぜいたくに戴きましょう~と店内に入ると、「お客様、ご予約の方ですか」「いいえ」「申し訳ありません、本日は全席予約が入っておりまして・・・」
10月16日といえば土曜日。中国ウイルス感染者がかなり減少に向かっているので、今まで自粛していた鬱憤晴らしに地元の方が予約殺到し、ディナータイムは予約で満席になっているかも。
13年前は予約無し、待ち時間無しで入店できたんですけど、今は状況が変わっているかも知れません。
本当はここで食べたかったのに・・・!残念!!!この大雨のさなか、あちこち食べてみたいお店を探し回すのは大変。
そこで3軒となりの中華「広〇」に入店。稚内市では、2020(令和2)年4月1日から多数不特定の方が利用する飲食店などは原則として屋内禁煙になったはずなのに、ここのお店は守っていない。
灰皿が置かれているお店に入ってしまっては後悔。地元の方が食事中なので、タバコを吸われる方がいなかったんですけど、食事が終わってもタバコ吸わんで!と結構神経を使う。
案の定、食事が終わったあとの一服。タバコの先に火をつけて、ぷあ~っと。吐き出した煙は厨房の換気扇に誘導しているけど、まわりにも刺激の強い有害物質をまき散らすことになっている。臭くって非常に迷惑なんだよ、おまえっ!!お店のオーナーもどうかしているな、受動喫煙の被害は莫大なんだよ、市の方針に従い、禁煙にしろっつーの!!と心の中で叫び。
味は美味しいけど、タバコの臭さで台無し。そそくさと食べて、お会計。もし、禁煙だったら、ゆっくりいただけたのにな・・残念。野菜炒めだけど、北海道らしく、海老やイカなどの海鮮も入っていました。
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稚内で有名な郷土料理店は予約無しでは入れず・・・
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