不正は絶対に許せない!!という私の性格なのか、返金してもらったんですけど、インターネットを利用していて、誰もが遭遇する場面なので、ご留意ください。
発端は・・・11月13日(土曜日)
エプソンの複合機、今年の夏に買い替えたばかりなのに、スキャンのアイコンにクリックしても「接続中です」という表示が出ただけでまとも作動してくれない。
もしかしたら、ドライバーが壊れているかもとアンインストールして、再ダウンロード。それでも症状が良くならない。
「Scan2 作動しない 原因」とか、症状に関連するようなキーワードで検索して上位にヒットしたのは、専門家があらゆる問題を即答します!というサイト。若くてきれいな女性の顔写真がついているオペレータさんがチャット形式で「どのようなことでお困りですか?」と。それで思わず、顔写真の方が対応していると思い違い。
プリンタの症状を伝えると、とても丁寧な言葉で確認の応答。相談料はトライアルで500円です。とカード番号を入力するフォーム。怪しげなサイトだから、それはやめておけ!が普通なのに、まあ、500円で回答が得られるのなら・・・と入力。今度はプリンターを得意分野とする専門家につなぎ、「EPSONのホームページ (URL)記載 では日本語入力をATOKをお使いの方は、接続できないトラブルが報告されています。日本語入力をIMEにすると、解決できる可能性があります」。即答してくれたのはありがたいんだけど、情報料500円は高いなと思いつつ、御礼を述べ終了。
クレジットカードはまめに利用先、金額などを確認し、不正利用されていないか確認するほうなので、後日、500円の請求が載っているのは確認できたので、これで完結。と思いきや・・・
11月23日に見覚えのない4500円の請求があり、利用した覚えはないけど、質問して即答してくれたサイトと同じ店名。質問して即答してくれたサイトを確認すると、「初回のトライアル500円。7日経過すると継続料月額4500円」と表記。こんなの私に承諾なしに勝手に詐取したな!と思い、あのサイトに訪ねてみると、パスワードを登録した覚えはないのにパスワード入力を求められ、再発行。それで勝手にマイアカウントなるものが作成され、マイアカウントの情報を開いてみると、登録したクレジットカード番号が載っている。別の残高数円のプリペイドカード(一見はクレジットカードだけど、前払いのチャージをしておかないと使えない)番号に変えて、お問い合わせフォームから、継続する意思はないのに勝手に引き落とされては困ります。会員離脱および4500円の返金を求めますと怒り心頭で返金を求める内容を入力し、送信。
返金処理は完了したというメール返信がありましたが、本当に返金されるかどうかは不明だけど、若くてきれいな女性の顔写真がついているオペレータさんがチャット形式でフィッシング詐欺に近い。完璧に信じ切って、カード番号を打ち込む行為は充分気をつけていただけたらと思います。
さっき、あのサイトのチャットで「あなたは詐欺なんですね」「はい。かしこまりました。お住まいの都道府県をお知らせください」「知るか、そんなもの」「どのようなことでお困りなのか、詳しく教えてください」「あなたは〇〇さん(顔写真のフルネーム)ではないんでしょ?」。話のかみ合わない内容でも、生身の人間ではなく、AIの自動応答で対応しているのが判明。やはり、プリンタの不具合が出ているときの相談も、巧妙に会話を引き出しているので、まさか、AIのロボットが対応しているとは思わなかった。今度は500円の入金を求めるフォームが。
1回の相談につき500円のみの費用だと錯誤しやすい。1回相談して、すぐ継続しないのキャンセルを申し出れば、継続料は差し引かれないはずだけど、あのサイトでは詳しく明記していないのが大きな問題。〇月〇日までに継続の意思がなければ、月額4500円を頂戴しますので、解約をご希望の方は・・・とかのメールもなかった。私の承諾なしに詐取したに等しい。
たぶん、向こうが私のことを恐ろしい人だと思ったのか、すぐ返金に応じてくれたと思うけど、強く、厳しく言わないと毎月4500円自動的に差し引かれ、泣き寝入りだと思います。
だまされないために・・・
教訓その1
画面の見た目や顔写真を信用しない。
教訓その2
チャット形式であっても、向こうは生身の人間ではなく、AIのロボット。
教訓その3
500円なら・・・の少額であっても、クレジットカード番号を絶対に打ち込まない!!
私の承諾なしで多額の金額を詐取されることも。
教訓その4
クレジットカードの利用明細はこまめに確認を。
教訓その5
不具合が出たら、相談即答サイトに頼るのではなく、企業のサイトにアクセスして情報を収集する。
エプソン社がATOK利用者でもscha2が使えるような修正プログラミングを提供していないから、かなり心理的なストレスを起こすような事態を・・・。迷惑千万だけど、この経験をきっかけにして、次回からは慎重に。