豊冨駅まではとても遠く、レンタカーの返却時間に間に合わなくなるので、兜沼駅でUターン。日本最北端の返却時間は都市部と異なり、18時まで。16時45分頃、兜沼を出発して17時10分頃抜海駅到着。
まだ完璧に暗くはなっていませんが、駅の明かりが灯っています。
16時頃はまだ電気が灯っていなくて、薄暗い雰囲気がしましたが、灯っていればすごく明るくなります。最北端の秘境駅だというに、LEDかと思ったら・・・
演色性が高い3波長蛍光灯でした。一般の蛍光灯よりも価格は2~3倍。それで待合室の雰囲気もより自然な見え方になります。駅といえば、コストパフォーマンス優先のため、一般の「白色」が多いさなか、地元の抜海駅を大切にしようという団体の方が日没後でも明るく見えるようにと高いタイプのものを取り付けているかも。JRの車両も最近の新しい車両は演色性が高いLED、国鉄から平成20年まで製造されたものは一般蛍光灯の「白色」。モノの見え方が異なるので、「白色」のはどこか懐かしさもあります。
16時頃はまだ電気が付いていなくて、読むのに苦労してしまいましたが、明るくなると字がくっきりと。
なるほど・・・抜海駅存続を祝う記事。
防寒仕様の窓サッシに交換することはなく、木造の窓サッシは建築当時からそのままなのかも。
なぜか待合室に置かれてありました。開かずの金庫かと思いましたが、簡単に開けられました。もちろん、中は何もありません。何のために置かれているのか謎。
今度は駅ホームへ。街路灯もすごく明るいです。
なーーーーにもない秘境駅に煌々と灯っています。電気代はもちろん今年から稚内市負担です。
すごく明るいので、フラッシュをたたかなくても綺麗に撮れました。
その頃になると雨が降り始めたので、慌てて撮影し、クルマの中へ。Yahoo!天気のアプリでチェックしてみたら、これから土砂降りの予報。昼間、観光している間は雨降らずでよかった。日頃の行いが良かったから!?(笑)
次は南稚内駅に立ち寄ろうと思いましたが、こんな雨の中だとそのまま稚内駅前のガソリンスタンドに給油して返した方が良さそう。南稚内駅はもともと稚内駅なので、栄えているところです。しかし、最北端から2番目の駅なので、ここはちょっと控えめ。最北端を目指すのも稚内、最北端から乗るとしたら稚内。南稚内は中途半端なんだからでしょうか。
判断が難しいところは根室駅。アジア最東端の駅は東根室だけど、終点の根室駅は東根室で西寄りにカーブするので、最東端から2番目の駅になります。最東端から乗るとしたら、「東根室」発。根室本線の終点から乗るとしたら、「根室」発の乗車券がよろしいかと思います。
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日没後の抜海駅が気になりまして・・・
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