<<ネットニュースより>>
千葉県の五井駅(市原市)と上総中野駅(大多喜町)を結ぶ小湊鐵道は3月29日、JR東日本から購入したキハ40形の営業運行を今春に開始すると発表した。 このキハ40は、かつてJR東日本郡山総合車両センターに配置され、只見線などで運用されていたキハ40 2021・2026で、小湊鐡道には2020年5月19日に搬入され、キハ40 1・2に改番。小湊鐡道線仕様への改造工事などが行なわれ、現在、営業運行開始に向けた最後の仕上げを行なっているという。 小湊鐡道では、一般営業用として1961年から1977年にかけて登場したキハ200形が運用されているが、キハ40形の導入後も共用されるという。
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現在の小湊鐵道は古めかしい国鉄のキハ20と同じ仕様のものが使われていますが、最初から小湊鐵道向けとして納品されたものなので、国鉄の払い下げを使っているものではありません。内房線がまだ非電化だった頃、小湊鐵道から国鉄線に乗り入れ、千葉駅まで直通していた時期もありました。昭和56,7年頃、山陰本線の老朽化したキハ20を置き換えるため、新しいキハ40デビュー。まだ新しい香りが抜けていない車内で通学した思い出があるので、全国でキハ40を見かけると、懐かしいっ!!と乗りたくなるのは確か。中国ウィルスが蔓延しているさなか、昨年の5月19日に小湊鐵道に搬入。出番はまだなのか!?と思い続けてからようやく1年。やっとデビューします。定期の普通列車して運用するのかどうか記事には書かれていませんが、きっと、日常の風景として見られるようになりそうです。子どもの頃乗り飽きてしまった車両が再び身近な車両になるとは思いもしませんでした。車両の年齢はもう40年、老兵になりますが、この先2~30年も昭和の鉄道遺産として永遠に動いてくれればと思います。私が還暦を迎えてもまだキハ40に乗れるようになっていれば・・・。
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小湊鐵道に元JR車両のキハ40デビュー
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