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下関市はここまで。まもなく長門市

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 思い出深い長門粟野駅通過。下関駅からここまで55.2キロ。運賃は幹線なので990円なり。日本一経営が厳しいJR北海道の幹線56キロは1290円。ここは天下のJR西日本、山陰本線は本数の少なさからにすると地方交通線そのものだけど、運賃が安い幹線適用。
 向こう側の線路が封鎖されているので、島式ホームとしての機能はなくなっています。跨線橋はいらないんじゃないかなぁ・・・。

 駅前の風景。覚えているのは、山口県内で展開していたスーパーの丸富。食料品だけではなく、おまけ付きのお菓子など品揃えはよかったと記憶している。その後、丸和に変わり・・・・今はもう旧豊北町内の丸和は撤退。滝部も大きなスーパーがあって、ジローさんが自転車でよく食料の買い出し。滝部の丸和は2016(平成28)年に廃業し、建物が現存していますが、粟野店はもう更地に。写真には映っていませんが、食堂の「露地」。いつも通院は伯母と一緒なので汽車が来るまでの待ち時間は「露地」で親子丼やソース焼きそば。「露地っていう漢字が難しいんだけど、ろ、じ、と言って、せまーい道のことなんです」と手話を交えて教えてくれたのもおぼろげながらの記憶が・・・。古い建物の粟野郵便局も窓口の位置が高かったのは覚えている。1円(前島密)や2円(秋田犬)、3円(ホトトギス)、4円(貝のベニオキナエビス)・・・と額面の安い切手ばかり買いあさり。当時の郵便局員さんからにすると、子どもなのに何で額面の安い切手ばかりたくさん買ってどうするつもりなんだろうって思われたかも知れない。古い郵便局のあった場所は更地になり、別の場所に移転。

 粟野集落は下関市最北端。もう少し進むと長門市に入ります。

 ここはもともと大津郡油谷町。2005(平成17)年、平成の大合併により、大津郡油谷町、日置(へき)町、三隅町が長門市に編入。

 目の前にある国道は帰省するたびにクルマで何度も移動しましたが、鉄路はじつに何十年ぶり。


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