湯玉を出ると、次は宇賀本郷。この区間は1914(大正14)年に開業し、湯玉のとなりは5.8キロ先の長門二見。ところが、44年後の1958(昭和33)年の日本は高度経済成長期真っ盛り。地元の請願により、湯玉から2.2キロ地点に新しく「宇賀本郷駅」設置。これから利用者が増えるのを見込んでせっかく新設された駅だというのに、現在は1日の利用者はわずか3名。
まるで北海道の宗谷本線、最果ての地に向かう途中の日本海側って感じがしますが、ここは山口県下関市。小笠原に帰ったような気分をさせてくれる風景や北海道のような風景、さまざまな景色が見られます。
まもなく、うがほんごう。
「本郷」という駅名は全国で「幕張本郷」、「若狭本郷」。「本郷」の本家は東京都文京区内にある東京メトロ線の「本郷三丁目」駅かな。
宇賀本郷駅を通過する様子を動画編集。字幕を付かないと、通過中なのかどうかはわかりづらかったので、字幕も付けてみました。
動画編集ソフトから縦の駅名票が見える位置を静止画として抜き取り。
目にとまらないほどの速さで通過するので、文字もぶれてしまいました。国鉄時代の宇賀本郷はDD51の牽引する長編成の客車は通過。短編成の客車やディーセルカーなら停車。たぶん、長編成の客車だとホームに入りきれないからだと思います。次は、長門二見。