・昭和の記憶 (東洋経済オンライン)
中・長距離列車だけでなく、いちおう禁煙ではあったが、通勤電車であっても車内で喫煙する人はいた。日映科学映画製作所が公開している『こどもは見ている』という映像(フィクション)では、ボックスシートではない横並びの席の電車(東京の山手線や大阪環状線など)に乗っている男性が、新聞を読みながら平然とタバコを吸っているシーンがある。
・昭和の通勤電車は地獄
1963(昭和38)年12月12日には、国鉄常磐線の松戸駅で〈ギュウ詰めの乗客のゆり返しでガラスが破れた〉(同日付の朝日新聞夕刊より)という事故が、翌1964(昭和39)年1月11日には、国鉄中央線において1本故障が出たためにダイヤが大幅に乱れ大混雑、〈新宿駅では、電車のガラス五枚が割れ、電車のドアが七カ所もはずれる〉(同日付の朝日新聞夕刊より)という事故が起きていた。
当時のガラスは現在のものより強度がなかったので、ラッシュで割れることもたびたびあり、ドアもよく壊れた。ケガの恐れもあるし、混みすぎてキツイというだけではすまなかったのだ。
→ 昭和の通勤電車といえば、あの103系。(最後まで活躍していたところは大阪環状線。2016(平成28)年引退。
中・長距離列車だけでなく、いちおう禁煙ではあったが、通勤電車であっても車内で喫煙する人はいた。日映科学映画製作所が公開している『こどもは見ている』という映像(フィクション)では、ボックスシートではない横並びの席の電車(東京の山手線や大阪環状線など)に乗っている男性が、新聞を読みながら平然とタバコを吸っているシーンがある。
・昭和の通勤電車は地獄
1963(昭和38)年12月12日には、国鉄常磐線の松戸駅で〈ギュウ詰めの乗客のゆり返しでガラスが破れた〉(同日付の朝日新聞夕刊より)という事故が、翌1964(昭和39)年1月11日には、国鉄中央線において1本故障が出たためにダイヤが大幅に乱れ大混雑、〈新宿駅では、電車のガラス五枚が割れ、電車のドアが七カ所もはずれる〉(同日付の朝日新聞夕刊より)という事故が起きていた。
当時のガラスは現在のものより強度がなかったので、ラッシュで割れることもたびたびあり、ドアもよく壊れた。ケガの恐れもあるし、混みすぎてキツイというだけではすまなかったのだ。
→ 昭和の通勤電車といえば、あの103系。(最後まで活躍していたところは大阪環状線。2016(平成28)年引退。