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Channel: 東京アイランド
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国の手話研究員が両親を取材

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 国王様ってば・・・2月3日は手話研究員が2人、両親をインタビューするからよろしく、としか情報が入らない。昨日は国王様のお出まし~!!夕方の5時半までに晩御飯の、瓦そばの下ごしらえをして、最寄りのJR駅まで迎えに行く。18時からインタビューして、19時半から晩御飯開始っ!!とのこと。もう1人は、19時過ぎ、コミナト鉄道で来る予定です。
 「えっ?2人一緒に来るんじゃなくて別々?コミナト鉄道って高すぎるから、誰も乗りたがらないんじゃ?」
 「実はね、もう1人はテツコだから、どうしてもコミナト鉄道に乗りたくてね・・・汽車で来るんだよ」
 「あの人が、テツコだったの!?ひぇ・・・・初耳」
 
 まあ、普通の人だったら、コミナト鉄道なんてIC交通系カードのパスモが使えないし、昭和30年で時が止まったままの、古くてボロ汽車や古い木造駅舎ばっかりで何も魅力なんてない!!のはずだけど、今回お見えになられるテツコさんは、昭和30年代のレトロっぽさに大変興味があるので、乗車する機会を逸したくないとか。首都圏で半世紀前の汽車がまだ残っているのは、コミナト鉄道くらいですかね。秩父鉄道もかつては戦後の高度経済成長期に入る頃、路線ごとのカラー分けを初めて導入した101系(昭和32年製造)が走っていましたが、2014(平成26)年に引退。
 コミナト鉄道の車掌さんが売っている切符は、伝票のようなものにパンチ穴を開ける鋏で印をつける、昭和30年代そのもの。JR各社や大手民鉄は今の時代にふさわしいお洒落な制服なのに、コミナト鉄道は国鉄時代の地味な制服と変わらぬ。「車掌」の赤い腕章をつけているから、今でも「車掌」の手話は、腕章の表現。自動改札機が普及している今も、きっぷにパンチを入れる表現をして、「駅」。
 コミナトのレトロな切符の画像をLINEで送られてきて、国王様が唖然としたそうです。

 インタビューが終わって、すぐ晩御飯を用意できるように国王様謹製の瓦そば。

 そばつゆは、大根おろし、青ヶ島のひんぎゃの唐辛子。蕎麦そのものは、美味しいと言ってくれましたが、そばつゆに入っている大根おろしや唐辛子の粉がすごく美味しいと。うわぁぁぁ、お二人さんも、かなり舌が肥えている超グルメ。大根は、お隣さんから頂いたもの、唐辛子の粉は青ヶ島産のひんぎゃの唐辛子。なかなか入手できない、幻の商品ですけど・・・。
 「あの・・お酒は飲まれるんですか?」「お父様と同じものでいいですよ~」「焼酎なんですけど、よいですか」
 青ヶ島の「あおちゅう」を用意。ロックだとあまりにも強くて酔わせてはヤバい。口当たりがよい水割りの分量にして提供。「いかがですか?」「鹿児島の芋焼酎は香りがかなりきつけれど、青ヶ島の青酎は品がいい」実は、あおちゅうのアラカルトは、青ヶ島にお住まいのお友達からいただいたものなんです。これで青ヶ島を気に入っていただけ、今度はホンモノの青ヶ島へ「おじゃりやれ」!!おじゃりやれ!とは青ヶ島語で「いらっしゃい」または「おいでなさい」という意味です。

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