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Channel: 東京アイランド
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千頭駅で井川線に乗りかえ

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 千頭駅での乗り換え時間はわずか数分。改札口横の「清算所」で整理券を差し出し、井川までを申し出。井川線も本線と同じ大井川鐵道だというのに、ここで運賃は打ち切る。JRだったら、マルス端末で即時発券だけど、ここは硬券。乗車駅からここまでと、ここから井川までの運賃を運賃表を見ながら電卓。「川根からここまでの運賃も含まれています」と「千頭から井川まで」の硬券発券。改札内にコインロッカーがあったので、帰りに受け取ればよいとここでいったんお預り。重たい荷物を持ち歩くよりも、軽装備で。

 なんとディーゼル機関車が牽引。

 ここはDD20。北斗星やカシオペアを牽引していたDD51はボンネット型だけど、ここは箱型になっていました。ディーゼル機関車は北海道の富良野ノロッコ以来、4ヶ月ぶり。昔の山陰本線もDD51で牽引する客車王国だったのに、今はキハ40単行やキハ47の2連。朝夕は通勤・通学用列車として、50系のレッドトレインを6両や8両も連なっていたのに。昔は禁煙の「キ」の文字すらない時代。車内が混んでいてもお構いなくタバコを吸う人があちこち。今だったら、迷惑行為として叩かれるに決まっていますが・・・。東海道・山陽新幹線も、16両全部、1つの座席につき灰皿付きの喫煙車。嫌煙家団体が新幹線に禁煙車両を取り入れて欲しいと国鉄に申し入れたところ、1976(昭和51)年、しぶしぶと16両のうち、たったの1両のみ禁煙車。しかも、真ん中ではなく、嫌煙者を疎外させるため16号車。やがて、1980(昭和55)年、国鉄に嫌煙権訴訟を起こし、禁煙車の比率を少しずつ増やした。1987(昭和62)年、国鉄からJRに継承。新幹線・特急は喫煙車と禁煙車を折半にした形で連結。20年後の2007(平成19)年、新型「のぞみ」のN700系が出た契機に優等列車でも全車両禁煙に踏み切る。30年後の2017(平成29)年、東海道・山陽新幹線のN700A系は喫煙ブースを設置し、北海道・東北・九州新幹線(800系のみ)は喫煙ブース無しの全車両禁煙。昔の喫煙王国から一転し、現在はタクシーも含む公共交通機関は禁煙が常識になっています。JRの指定席券を見ると、今の時代、喫煙車は1つも連結していないのに🚭マーク印字。🚬が印字されるのは、長距離を走るサンライズ出雲・瀬戸の個室のみ。(14両のうち、2両)あの狭い個室でタバコを吸っていたら、脳細胞が破壊される一酸化炭素中毒になるってば・・。

 井川線の始発を示す、0キロポスト。

 川根両国駅。井川線は、もともと旅客のために開通させたわけではなく、大井川電力の専用鉄道として開業しているので、ホームがとても低い。

 待合室!?

 沢間駅。

 古くって味のある木造駅舎。改札ラッチも付いているので、昔は有人駅!?

 撮影日は11月24日なので、かなり季節外れですが・・・光風明媚な風景が続きます。ここは土本駅。

 車内はかなりの乗客がいましたが、たぶん沿線の生活利用者ではなく観光客かも。

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