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赤倉温泉ひやま山荘の女将さんの話では、「となりのお湯センターにある露天風呂は、18時までです。翌朝は6時から入れます。入口はここからず~っと奥の突き当りにあります。もう1つの温泉はお部屋の近くにありまして、24時間好きなときに入れます」とのこと。
「ずーっと奥」の抽象的な説明を受けたんですが・・・歩いても歩いても、ずーっと廊下が続く。突き当りにドアが見えたので、ここか!?と思い、開けてみたら、大きな空間のロビー。ソファもあって、バーカウンターらしきものがある。ここを通ると、また廊下。
まるでお城のようで迷子になりかけてしまいました。「露天風呂はこちら」とかの張り紙もないので、勘に頼るしか・・・。
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うわーっ!大きな宴会場前の廊下を通って、さらに奥へ。いったい、どこまでも続くんだ!?と思ったら、やっとたどり着きました。
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これはたぶん、25mプールをおよそ腰までの深さに改造した巨大露天風呂。半分で仕切っています。が・・・潜ればとなりに行けます。そうすると、軽犯罪法に摘発され、ターイホの対象になります。「正当な理由なく浴場をひそかに覗き見た者」に該当。
あれほどの大きさだと、お湯加減もバラつきがあるかも?と思ったら、どこに行っても温泉としての適温管理も徹底されていました。気持ちよかったです。
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露天風呂の内湯も、雰囲気が昭和っぽくて懐かしい。
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いつ頃出来たんだろうな・・・?18時まで、という理由がわかりました。部屋から遠くって、日没後、渡り廊下や、2ヶ所もある豪華なロビー、大宴会場を煌々と灯っていなければならず、エネルギーの浪費になる。18時を過ぎていれば、部屋近くのこじんまりとした温泉を利用すればよい。
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適温を保ちつつ、加水しているとのこと。水と言っても、このあたりは飲めるほど美味しい水になっているかもしれない。