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萩駅(その2)

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 鉄道利用者向けの萩駅待合室。大正14年(1925)年の姿をとどめるものの老朽化が激しかった駅舎を萩市がJR西日本から譲り受け、今から20年前の1998(平成10)年、当時の姿を再現できるようにきれいに復元したらしい。
 今日は土曜日。普通なら観光客でにぎわってもよいのに、誰1人もいない。シャッターが閉まっているのはキヨスク跡なんでしょうか。

 実は、萩駅の改札口は3ケ所もあるんですっ!!ここは鉄道利用者向けの改札口、方角からにすると東萩寄りの東口かな?
 中央口は、鉄道資料館の出入り口。

 西口はこちら。大正3年東京駅開業時も、この改札口に似たような雰囲気。開業から100年超えた現在は自動改札機が連なっている風景。萩駅開業時は、何人もの駅員さんがここで硬券に入鋏や集札・・・。

 資料館にあった写真。美祢線の終着駅ということは、あの美祢線のことですかね。確かに美祢線沿線の駅舎を見ていると、開業当時からそのままの古い駅舎が使われているところが多い。

 改札ラッチの説明。日本語と英語併記。

 資料館にあった、柱時計。電池や電気で動くわけでなく、ゼンマイで動く機械式時計。

 電波腕時計の時刻を見て、柱時計の時刻もあっているか、ツッコミを入れるために細かくチェックしてみたところ・・・
 このゼンマイ式時計は・・・・電波時計並みに正確に時を刻んでいました!!機械式とはいえ、狂いが出ないように非常に正確に調整されているようです。さすがにニッポンの鉄道。JR東海の東海道新幹線開業40年記念(2004年発売)も見た目、おもちゃっぽい。JRのプライドに賭け、クォーツでもあまり狂わない。(クォーツ=水晶振動子を用いたもの)

 資料館の空間。とても広いです。駅舎の向かいに観光協会。資料館の管理人も駐在。それでも切符の発売や集札もやらないので、定義では無人駅扱いになってしまいます。

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