城崎温泉から京都まで158.0キロは山陰本線だというのに、終点京都まで架線があって、特急も電気駆動の「287系」。今の山陰本線時刻表を見ていると、長距離を走行する列車は1つもなく、断続的に区切られている感じです。昔の國鐵は鉄道管理局が異なっても、全国どこに行っても「國鐵」。今みたいに車両貸し借りに清算する必要はなし。日本一長距離の昼行鈍行列車として、824列車が有名でした。始発は門司5時20分、ずーっと山陰本線各駅停車で福知山に23時51分到着。しかも、國鐵時代は門司から福知山まで毎日毎日。
先頭はDD51ディーゼル機関車、客車は自動扉ではない古めかしいボロ旧型客車(オハ33やスハ42など)。今は1両ワンマンカーはほとんどだけど、昔は6両編成や8両編成。車掌も乗務し、DD51の機関士に発車の合図を送るため無線トランシーバーで「機関士さんどうぞ」機関士「はい、どうぞ」 車掌「出発進行!!」機関士「ラジャー!」。このやりとりは、ついこの間まで豪華寝台特急の「カシオペア」でも同様。DD51の機関士は、運転に専念すればよいので、ホームの状況を確認しなくてよい。車掌から無線で出発進行!と入っていれば、力行のハンドルを引く。後ろの客車は動力を持たないものなので、強くハンドルを引くと、ガクッとするとともに揺れる。安眠を妨げないように、そーっと、ゆっくりハンドルを引くなり当時のブルートレイン機関士さんはそれなりに気遣っていたかも知れない。サイライズ出雲や瀬戸は「電車」なので、ハンドルを引くと、後ろのモーターが付いている「モハネ」も同時駆動。
(電車は機関車のような無線トランシーバーでのやりとりはしなくても、運転台で完璧にドアが閉まったことと、車掌からの出発合図があることもすべて表示される)
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山陰ののどかな風景を楽しみつつ・・・
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時刻表では「レ」通過になっているけど、和知駅停車。単線のため、下りの汽車とすれ違うのに一時停車。
それにしても、紛らわしい。
ここは山陰本線の「和知(わち)」駅。
漢字を逆さまにした「知和(ちわ)」駅も因美線にもあるんですよ!!
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駅舎は1931(昭和6)年当時のまま。
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改札ラッチも開業当時からそのまま。
乗 車 券
和 知 → 知 和
経由:山陰・因美
2月10日から3日間有効 ¥4,000 JR線(鉄道)営業キロ: 223.7km 運賃計算キロ: 228.9km
音威子府(おといねっぷ=北海道の宗谷本線)駅MR発行(1-タ)
このようなマルス券は出せるけど、時刻表で調べてみると、接続がとても悪く、223キロであっても和知から朝の始発に乗っても、その日のうちに辿り着けるのは困難。
なぜ音威子府駅を思い出したのかと言いますと・・・秘境路線が続く宗谷本線の中に人口700名前後の「音威子府村」があります。普通列車3本と特急3本の本数が極端の少ない、何もない「村」だというのに、「みどりの窓口」もある。新宿駅や博多駅は窓口が開いている時間帯なら途絶えることなく発券し続けていますが、音威子府はたぶん1日に数枚かも??
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あっという間に京都。駅名票もハングル文字入りに変わってしまいました。
でも、気になるハングル表示の교토。ずっと昔、ハングルでもキーボードは打てたのに、今はもうすっかり忘れちゃっている・・・。ローマ字のように子音や母音の組み合わせで1つの文字ができるのです。韓国語で学校を「ハッキョ(학교)」と言う。この교토を読むとしたら、発音は「キョト」になってしまう。日本語のような「きょおと」にはならない。
東京も「토교」と表示、そのまま読むと「トキョ」になってしまう。韓国語に日本語のような「とおきょお」のように音を伸ばす(長音符号)はないようです。
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反対側の駅名票。京都の次は新大阪なんて新幹線!?と間違われそう。厳密に言うと、新幹線は東京から新大阪までオレンジ色のJR東海。ここは在来線なので、JR西日本。
関西空港行きの特急「はるか」は京都を出ると、新大阪。関西空港行きの専用ホームってことですね。
先頭はDD51ディーゼル機関車、客車は自動扉ではない古めかしいボロ旧型客車(オハ33やスハ42など)。今は1両ワンマンカーはほとんどだけど、昔は6両編成や8両編成。車掌も乗務し、DD51の機関士に発車の合図を送るため無線トランシーバーで「機関士さんどうぞ」機関士「はい、どうぞ」 車掌「出発進行!!」機関士「ラジャー!」。このやりとりは、ついこの間まで豪華寝台特急の「カシオペア」でも同様。DD51の機関士は、運転に専念すればよいので、ホームの状況を確認しなくてよい。車掌から無線で出発進行!と入っていれば、力行のハンドルを引く。後ろの客車は動力を持たないものなので、強くハンドルを引くと、ガクッとするとともに揺れる。安眠を妨げないように、そーっと、ゆっくりハンドルを引くなり当時のブルートレイン機関士さんはそれなりに気遣っていたかも知れない。サイライズ出雲や瀬戸は「電車」なので、ハンドルを引くと、後ろのモーターが付いている「モハネ」も同時駆動。
(電車は機関車のような無線トランシーバーでのやりとりはしなくても、運転台で完璧にドアが閉まったことと、車掌からの出発合図があることもすべて表示される)
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山陰ののどかな風景を楽しみつつ・・・
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時刻表では「レ」通過になっているけど、和知駅停車。単線のため、下りの汽車とすれ違うのに一時停車。
それにしても、紛らわしい。
ここは山陰本線の「和知(わち)」駅。
漢字を逆さまにした「知和(ちわ)」駅も因美線にもあるんですよ!!
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駅舎は1931(昭和6)年当時のまま。
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改札ラッチも開業当時からそのまま。
乗 車 券
和 知 → 知 和
経由:山陰・因美
2月10日から3日間有効 ¥4,000 JR線(鉄道)営業キロ: 223.7km 運賃計算キロ: 228.9km
音威子府(おといねっぷ=北海道の宗谷本線)駅MR発行(1-タ)
このようなマルス券は出せるけど、時刻表で調べてみると、接続がとても悪く、223キロであっても和知から朝の始発に乗っても、その日のうちに辿り着けるのは困難。
なぜ音威子府駅を思い出したのかと言いますと・・・秘境路線が続く宗谷本線の中に人口700名前後の「音威子府村」があります。普通列車3本と特急3本の本数が極端の少ない、何もない「村」だというのに、「みどりの窓口」もある。新宿駅や博多駅は窓口が開いている時間帯なら途絶えることなく発券し続けていますが、音威子府はたぶん1日に数枚かも??
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あっという間に京都。駅名票もハングル文字入りに変わってしまいました。
でも、気になるハングル表示の교토。ずっと昔、ハングルでもキーボードは打てたのに、今はもうすっかり忘れちゃっている・・・。ローマ字のように子音や母音の組み合わせで1つの文字ができるのです。韓国語で学校を「ハッキョ(학교)」と言う。この교토を読むとしたら、発音は「キョト」になってしまう。日本語のような「きょおと」にはならない。
東京も「토교」と表示、そのまま読むと「トキョ」になってしまう。韓国語に日本語のような「とおきょお」のように音を伸ばす(長音符号)はないようです。
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反対側の駅名票。京都の次は新大阪なんて新幹線!?と間違われそう。厳密に言うと、新幹線は東京から新大阪までオレンジ色のJR東海。ここは在来線なので、JR西日本。
関西空港行きの特急「はるか」は京都を出ると、新大阪。関西空港行きの専用ホームってことですね。