小樽築港駅。2000(平成12)年、山口県のなーにもない漁村で店をたたんだジローさんやふてにゃんを労うために、国王様と私が親孝行。1週間の北海道一周を企画し、費用は国王様8、私はまだ貧乏な頃なので2、という割合で。当時、山口宇部空港から新千歳空港ゆきのANA直行便が週に2回はあった。福岡から新千歳は毎日あったような気がします。
朝からレンタカーを借りて出発するなら、前日のうちに新千歳空港のホテルに落ち合わせ。2日目は札幌、小樽観光。その日の夜は小樽築港駅前のヒルトンホテルを利用したことを思い出し、どのあたりかなって辺りを見回すと昔はなかった新しい店舗が次々と建立しているため、どのあたりなのか見当つかず。確かノッポのビルで国王様のこだわりで最上階の部屋だったとは記憶にあるんですけど・・・。
あとで調べたら、1999年にオープンした「ヒルトン小樽」は、「クランドパーク小樽」に名称を変えてリニューアルしたとのこと。小樽の次は、富良野のラベンダー畑、旭川泊まり。秘境駅が続く奥白滝駅シリーズを横断して網走泊まり(このあたりは最東端なので、朝3時半頃から明るくなり驚愕!)、釧路で泊まって、帯広も泊まって、幸福駅に立ち寄ったのが最後の日。その後、新千歳空港に戻り、ジローさんとふてにゃんの福岡行きを見送って、私は羽田行き。
ジローさんはふと、あの頃を思い出し、沖縄よりも富良野あたりに行きたいと。一周の旅をしたのは7月の上旬だったので、富良野のラベンダー畑やパッチワークの風景がとっても美しく香りもよかったのは記憶しています。チュングクバイロスがなければ、もうとっくに計画を立てられたんですけど。
南小樽駅。時刻表の巻頭マップでは緑色の丸がついているので、みどりの窓口あり。1つ前の小樽築港駅もあります。小樽が付く3駅続きで有人販売のマルス端末設置。JR西日本の美祢線、美祢駅は5月31日までマルス端末が置かれていたのに、翌日の6月1日から終日無人駅化。長門市駅も2月1日から「みどりの窓口」は閉鎖し、その代わり、遠隔のオペレーターが対応する「みどりの券売機プラス」設置。複雑な変な経由の乗車券を買いたいと思っても、タッチパネルで案内されるのは最短距離。複雑な経由はオペレーターさんの操作が必要になり、音声で話しかける必要はあるみたいだけど、ろう者が使いたいときはどうするんですかねぇ・・。直営駅の場合は駅員さんを呼んで私の代わりにメモを読み上げて欲しいと頼めば対応してくれそうな気がします。「みどりの券売機プラス」がぽつんと置かれている無人駅だったら、近距離きっぷを適当に購入して、途中駅のみどりの窓口で長距離の「区間変更券」を申し出れば大丈夫かも。
現在の大動脈は、海側の室蘭本線だけど、北海道新幹線は山側の函館本線に並行するような形で工事中。開通してしまうと、在来線はいさりび鉄道と同じく沿線の市町村と企業が共同出資によって事業を行う第三セクターに移管してしまいそうな気がします。東京駅構内のJR東日本の行き表示は「はやぶさ〇号 札幌」、JR東海の「のぞみ〇号 博多」と同時に並ぶ日はいつになるのやら。本当は鹿児島中央発東京行きの800系(JR九州オリジナルの新幹線)「つばめ」から札幌行きのH5系「はやぶさ」に乗り継ぎができるように仕込んで欲しい。途中の西日本、東海、東日本を飛び越えて、九州からいきなり北海道に乗り継ぎ。
終点、小樽駅。旭川からずーっと続いていた架線はここでジ・エンド。ここから南方面は、ディーゼルカーになります。
倶知安行きは改札側の1番線ホームから発車なので、ホームを移動。
キハ40かと思ったら、今年3月ダイヤ改正でデビューしたばかりのH100形っ!!車内は設備から出てくる真新しい香りがまだ充満。うちの地元ではボロ房線向けの新型車両E131系や総武線快速から直通してくるE235系(今の新しい山手線と同じ系列)がデビューしたばかりなのに、チュングクバイロスのせいで未だに乗りに行っていません。まさか地元より北海道の新型車両に乗れるとは・・・。
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小樽続きの駅
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