わずか9分で新山口駅に到着したのはよかったんですけれど・・・
のぞみ40号に乗り替えるまで30分の開きがある。各駅停車から超速達列車への接続が悪い。
改札口の向かいは山口県内の特産物を取り扱う「お土産街道」。新山口はローカルな駅なので、改札内にレストランやお土産ショップなどの洒落ているお店は無し。セブンイレブンがあるだけなので、小倉駅で用意して正解だった。
改札内にみどりの窓口がないので、きっぷの変更などが生じたら、有人改札の駅員さんに声かけすれば通してくれそう。
こちらは新幹線の出口だけど、在来線乗りかえ口はこちら。EX専用乗り継ぎ券売機が置かれていました。EXカードは新山口までの乗車券と特急券が一緒になったものなので、新山口から別途乗車券が必要になります。JRのきっぷに遠距離逓減制があるので、ここで新たにきっぷを買い直さなくても、在来線の目的地までのきっぷと特急券のほうがお得になるケースがあるかも知れません。
在来線乗りかえ口に自動改札機があるので、ここで購入したきっぷをさきに投入してからEXカードをタッチすれば改札機の扉が開く。
EXカードの乗車券はここで一旦打ち切りになるので、もし、長門二見までだったら1690円かかってしまう。EXカードは特急券のみにして、乗車券は紙のきっぷで出したほうがいいかも。
山口弁なら「おいでませ!やまぐちへ!」のはずだけど・・・。
新幹線ホームからの眺め。旧小郡駅時代のときは新幹線と在来線が分離されており、新幹線から向こうへ渡りたいと思えば、遠回りにするか、140円の入場券が必要でした。
新幹線側出口と在来線側出口を結ぶコンコースができています。
そろそろ東京行きの発車時刻。
もし、急遽、山口宇部空港から羽田空港まで飛行機で帰るとしたら、ルートは新山口駅16時5分→山口宇部空港16時35分(宇部市交通局の連絡バス)搭乗手続き、出発20分前までに手荷物検査、ANA700便 17時40分→羽田空港 19時15分 京急線またはモノレールで東京駅に着くのは20時頃。
(※)中国ウイルスによる減便が実施されているので、現在のANA700便は欠航です。
飛行機と新幹線、どちらもほぼ同時刻に着いてしまうとは「のぞみ」も速くなりました。国鉄時代の小倉から東京まで停車駅が少ない0系の「ひかり」でさえ6時間もかかりました。
2003(平成15)年、東海道新幹線の品川駅開業と同時に「小郡」から「新山口」に改名。それまでの「のぞみ」は山口県内全駅通過していたのに、改名後は一部の「のぞみ」が停まるようになりました。今年2021年なので、停まるようになってからもう20年近くになります。
実はこれ・・・7月、鹿児島中央から特急「きりしま」、「にちりん」で大分、久大本線の特急「ゆふ」で久留米・・・のルートを確定し、EX予約。ところが、九州豪雨により、久大本線の鉄橋が流失し、不通区間発生。しかも、中国ウイルスの第2波。ネットのJR九州列車予約で指定席の予約はしてあったものの、不通区間も発生していることから手数料なしで取り消しはできましたが、EX予約はJR九州とは全く関係ないJR西日本およびJR東海。JR九州の不通区間が発生し、予定にしていた旅行はキャンセルしたいと電話をしましたが、「新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発出されていた期間は手数料をいただかず取り消しはできましたが、現在はそのようなお取り扱いは出来かねます。ご予約のみでまだ発券されていない状態でしたら、ご予約日から90日間は何度も区間や日付の変更ができますのでご検討ください」とのこと。
それで・・・厚狭から東京までの7590円を、1ヶ月後の厚狭から新下関の自由席870円に変更。差額の6720円をカード口座に返金。また1ヶ月近くになってもまた予定が決まらず、1ヶ月後の小倉から博多の自由席に変更。旅行の計画を決めたのは9月3日なので、再び、厚狭から東京までの指定席を確保。返金してもらった6720円を再度決済。手数料なしで90日以内に何度も変更。EXカード会員の特権なんです。
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厚狭→東京の特急券なので、途中下車は不可
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