車内を見回すと、春休み中なのか親子連れの乗客がまずまず。目立つ空席はなかったので、あらかじめ指定席を予約してよかった。
石勝線は南千歳から新得間の132.4キロ、駅の数はたったの8駅。新夕張から夕張間も石勝線の一部でしたが、令和に改元される1ヶ月前の2019(平成31)年3月31日に廃止。
「特急おおぞら5号 釧路行きです。途中の停車駅は、トマム、新得、帯広、池田、白糠、終点釧路です。」「次はトマム」とドア真上の電光案内表示。石勝線は青春18きっぷや普通乗車券のみでも特急の自由席に乗れるのは普通列車が1本もない、新夕張から新得間に限って乗車が認められています。84.9キロも特急料金が無料とは美味しい話だけど、南千歳から普通列車で新夕張まで向かい、新夕張から特急に乗れば無料なりますが・・・・南千歳から新夕張間の普通列車はなんと1日に2本しかない。
南千歳11:26→新夕張12:21(普通) 新夕張15:30 →新得16:33(特急おおぞら7号)
南千歳17:43→新夕張18:31(普通) 新夕張18:39 →新得19:42(特急おおぞら9号)
新得 9:21→新夕張10:28(特急とかち4号) 新夕張12:37 →千歳13:57(普通)
新得 15:55→新夕張16:52(特急おおぞら8号)新夕張18:42 →千歳19:45(普通)
接続がいいのは、南千歳17:43分発の1本のみ。あとは接続を悪くしているのは、特急料金を免除されることにより損害を被らないような作戦を練っています。青春18きっぷユーザーでも、潔く、南千歳から新得間は乗車券および特急券を購入されるのをお勧めしたいと思います。
南千歳を出てしばらくすると・・・いきなり人気のない広い原野を駆け抜けます。
3月27日の光景。雪で真っ白の風景になるだろうと予想はしていたんですけど、意外でした。
1本だけぽつんと木が・・・。
これからJR北海道コーポレートカラーの「萌葱色」が芽吹くシーズンを迎えます。JRロゴマークの配色を決めたのは民営化直前の1987(昭和62)年。今、考えてみれば理にかなっている。北海道の冬はとても長く、真白な雪の大地から一斉に芽生え、やがて野山を彩る柔らかな萌葱色をイメージし、配色。
このような北海道らしい風景が続き・・・・
レールが見えました。
追分駅は室蘭線への乗り換え駅なんだけど、通過。南千歳を出て1つ目の駅なのに、駅間はなんと17.6キロ。
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いきなり北海道らしい風景
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